早川・創元三月の新刊

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 早川からはポール・マコーリィ『フェアリイ・ランド (ハヤカワ文庫SF)』に続いてニール・スティーブンスン『ダイヤモンド・エイジ (海外SFノヴェルズ)』が文庫落ち
 ……てなことより吃驚したのが次の文章。

『メルニボネの皇子』〈永遠の戦士 エルリック1〉
 マイクル・ムアコック/井辻 朱美訳
   メルニボネ帝国の落日と皇帝エルリックの旅
   立ちを描く表題作と『真珠の砦』の2作収録

   【刊行スケジュール】
   2 白き狼の宿命(同時収録:この世の彼方の海)  2006年5月刊
   3 暁の女王マイシェラ (同時収録:薔薇の復讐) 2006年7月刊
   4 ストームブリンガー(同時収録:黒き剣の呪い) 2006年9月刊
   5 夢盗人の娘(仮題)THE DREAMTHIEF'S DAUGHTER  2006年11月刊
   6 スクレイリングの樹(仮題)THE SKRAYLING TREE 2007年1月刊
   7 白き狼の息子(仮題)THE WHITE WOLF'S SON   2007年3月刊

 エルリック復活!うわああ、やったー!!
 ただ気になるのは表紙イラスト。変なアニメ絵だったりしたら嫌だ。とは言え、最近の天野喜孝の絵もイマイチ好きになれないし……『真珠の砦』表紙を始めて見た時は、かなり萎えたもんなあ。そもそも個人的には『ルーンの杖秘録』とかも、天野絵より高塚又三郎による元の絵の方が好きだったりする(こことか、参照)。でも、やっぱりエルリックだけは天野喜孝の絵で頭の中に刷り込まれてるんだよなあ、。

The Dreamthief's Daughter

The Dreamthief's Daughter

 原著を見ると、ペーパーバック版の表紙が天野絵と雰囲気そっくりで良いんじゃないかと思った。この絵をそのまま使わないかなあ。
 東京創元社の新刊では『地球の静止する日』が楽しみ。映画の原作となった短編SF小説アンソロジー