KNDハチャメチャ大作戦「新人トミーよKNDを救え!」：CSカートゥーン・ネットワーク

　tv tomeによると、今日の分がシーズン3最終エピソード。ただし、日本での新作放送は土曜日まで続くようだ。さて、月面基地でトミーたち新人メンバーの入隊式が行われるところから、今回の30分エピソードは始まる。ソニアとリーが再登場したのはうれしいけど、この入隊式だけの出番なのは寂しい。そんな中潜入捜査をしていたナンバー88からSOSが。彼を救うため、ついにKND全メンバーによるファーザーの城への総攻撃が行われる。見覚えもあるガラクタメカが大量登場するこの総攻撃シーン、ちょっとスターウォーズっぽくて、かなり燃える。総攻撃が行われているその隙に、レギュラーメンバー（セクターV）は城に潜り込み、ファーザーの新兵器を探る事に。この時<大人に変える光線>を防ぐために着るバースデー・スーツ（のバリア）のデザインが面白い。寒天か羊羹みたいな外見で、デビッド・リンチの『デューン・砂の惑星』に出てくるバリアみたい。さて、ファーザーの新兵器はKNDメンバーを動物に変えるアニマル光線だった。光線を浴び、レギュラーメンバーはおろか、KNDのほとんどのメンバーが動物に変えられてしまう。残った希望はトミー、ただ一人……！
　と、いうわけで今回はトミー大活躍編。あと、総司令ナンバー362の存在感も印象的だ。特にトミーとの絡みは、厳しいだけじゃない彼女の性格の一面を感じさせて、いい感じ（同じ女性司令官のナンバー86と好対照になってる）。ただしその分、レギュラーメンバーの影が非常に薄いエピソードになってしまったが……。シーズン1、2に比べると余韻の無いあっさりした最終回だったが、これは直後にシーズン4が控えてたからだろうな。
　ちなみに今回、おすましキッズが変えられた羊は、どうみてもSheep in the Big City。調べてみたら、同じMr. Warburton監督作だった。