2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

長谷川潔展に行って来た

近くの美術館のコレクション展で、長谷川潔が特集されていたので見に行ってきました。昔、同じ美術館でこの人の「狐と葡萄」と言う絵を見かけてから結構気に入ってて、複製画を買って部屋に飾ってます。本日はギャラリー・トークということで、学芸員さんの…

『SFベスト201』伊藤典夫 編

出版社による公式サイト 1970年代から2000年までに出版された中より厳選した、201冊の翻訳SFを紹介したガイドブック。 各作品1ページほどの長さながら、それぞれの紹介者のスタンスがはっきりした「濃い」紹介文は、読み応えがあって素晴らしい。また、伊藤…

『武蔵野水滸伝(上・下)』山田風太郎

千葉周作、国定忠治、清水次郎長など江戸後・末期の有名剣士、侠客が勢ぞろい。妖術の力を借りて、本来あり得ないはずの「夢の対決」を実現させる、というお話。どことなく『魔界転生』リメイクという趣もある一作だけど、こちらは肩の力を抜いた娯楽作、講…

ユーリ・ノルシュテイン作品が無料公開

動画ならGYAO!ストア 9月1日から公開されていたようなので「今更」な話題かも知れませんが、Yahoo!動画で52本ものロシアアニメが公開されています。公開期間は11月30日までの様ですので、視聴はお早めに。 お勧めはやっぱり「霧につつまれたハリネズミ」。ま…

オーバン・スターレーサーズ#1、#2:CSトゥーン・ディズニー

obanstarracers.com – Oban star-racers トゥーン・ディズニーで昨日から始まった、日仏合作アニメ。 寄宿舎から銀河へ飛び出す主人公。単なるレースかと思いきや実は人類の存亡が掛かっていたり、多種多様な異星人が登場したりと、スペオペ風味が楽しいです…

『グラックの卵』浅倉久志・編

順調に刊行が続いている国書刊行会の「未来の文学」シリーズ。第二期第三回配本である今回は、浅倉久志の選出によるユーモアSF傑作選。浅倉編のアンソロジーと言うと、伊藤典夫と組んだ「スターマン」「スターシップ」「タイム・トラベラー」(いずれも新潮…

フォスターズ・ホーム#18「マダムのクッキーは大人気」:CSカートゥーン・ネットワーク

再放送分。ホームの修理代金を捻出するため、マダム・フォスターお手製のクッキーを売り出すことに。これが大人気で、飛ぶように売れるのを見たブルーは、更に儲けるため、マダムのレシピを盗み出しクッキー会社を設立するが……という話。 今回の話はブルーの…

お買い物

東京出張から帰ってきました。お上りさんらしく、寸暇を惜しんであちこち見てきましたよ。 あまり買いものはできなかったんですが、眺めてるだけでも楽しいもんです。 丸の内でカウパレードというパブリック・アート・イベントをやってたので、色んな牛の写…

『軍艦忍法帖』山田風太郎

乗鞍丞馬と名乗った飛騨の浪人は、将軍の御前試合で得体の知れぬ幻法、妖術を使ってすでに六人を倒していた。だが七人目に立った旗本、宗像主水正の剣が丞馬の片腕を叩き切った。幻術は破れたのである。それは主水正の背後に見た女の面影のせいであることを…

早川・創元10月の気になる新刊

http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/paperback/list.html 名作セレクションでは『ジョナサンと宇宙クジラ』が復刊。「黄金時代のスペースオペラを21世紀に蘇らせる」という惹句の『ゴールデン・エイジ』も気になるところ。 http://www…

久しぶりの東京行き

今週の水〜金曜日に、東京に出張に出ることになりました。 一人だけだし、夜はフリーなので、ToonGuideに載っていたトゥーン関係グッズショップでも、ぶらぶらしてみるつもり。 またはなにか美味しい酒でも飲みに行くとか……。うーん、出張は昼のことを考える…

『クマムシ?!−小さな怪物』鈴木忠

ベストセラーとなった『へんないきもの』でも取り上げられていたクマムシは、その強靭な生命力と怪異な容貌から、知る人ぞ知る奇天烈生物。本書はそのクマムシを専門で取り扱った本としては、日本初とのこと。なにしろ「岩波科学ライブラリー」なんてお堅い…

フォスターズ・ホーム#17「誰かが誰かを探してる/ブルー大繁殖!?」:CSカートゥーン・ネットワーク

本日再放送分。今回も二本立て。 Aパートは、目玉だらけのフレンド、アイヴァンがはぐれた盲目の主人を、ブルーとマックが探してあげるお話。このアイヴァン、首輪が付いてたりして、盲導犬っぽい。しかし相当そそっかしい性格で、これなら犬の方がずっと役…

フォスターズ・ホーム#16「今夜はパーティ!」:CSカートゥーン・ネットワーク

マダム・フォスターとフランキーが出かけ、留守になったホーム。この隙に上手い事言ってヘリマンも追い出し、ブルーたちは大パーティを開催するが……。 と、いう訳でちょっと遡って第16話の再放送を見ました。いや、これでこそ「フォスターズ・ホーム」なバカ…

YouTubeの無口なウサギ

いろんな貴重な動画が上げられているYouTubeですが、「無口なウサギ」も2本ほどあるようですね。それも日本未公開のファースト・シーズンからのが……。 うれしいと言えばうれしいんですが、できればこういうイレギュラーな方法でなく、正式に見たいものです。…

フォスターズ・ホーム#26「ココがレディに変身」:CSカートゥーン・ネットワーク

大金持ちのファクター氏に、ココと夫婦だと勘違いされたヘリマン。ファクター氏の主宰するパーティで援助を勝ち取るため、ココを必死でレディに仕立てようとするが……。 今回のゲストキャラのファクター氏、これまた強烈なキャラですねえ。「想像の産物なら目…

お気に入り音楽プレーヤー

最近はデジタル音楽プレーヤーと言えばipod、という御時世ですが、自分はもうずっとHyperHyde Exrougeを使い続けています。 通称「ポケベル」。大昔の機種で、見た目もアレなんですが、使い勝手が無茶苦茶良いので、買い換える必要性を感じないんですよね。 …

『どーなつ』北野勇作

父の迎えを待ちながらピンボール・マシンで遊んだデパート屋上の夕暮れ、火星に雨を降らせようとした田宮さんに恋していたころ、そして、どことも知れぬ異星で電気熊に乗りこんで戦った日々…そんな“おれ”の想い出には何かが足りなくて、何かが多すぎる。いっ…

フォスターズ・ホーム#25「最強のライバル登場」:CSカートゥーン・ネットワーク

ホームの初代フレンド、アンクル・ポケットがやってきた。「史上最高のフレンド」の名に嫉妬したブルーは、ポケットに後ろ暗い秘密が無いか、探るのだったが……。 ホームの初代フレンドはヘリマンなのでは?とも思ったが、客分としてやってきた初めてのフレン…

フォスターズ・ホーム#24「マックはダサ坊?」:CSカートゥーン・ネットワーク

ゲームでハイスコアを出したブルーはマックに自慢しようと学校へ行くが、そこで「ダサ坊」なマックの姿を目にしてしまう。早速彼をクールに改造しようとするブルーだったが……。 最初にブルーが遊んでるのはゲームキューブ?それにしてはやってるゲームがスタ…

『日本SF論争史』巽孝之編

日本人によるSF評論のアンソロジーだが、論争に関わった論文だけを集め、そこからSFの歴史を俯瞰する、という方針で編集されている。評論集でありながら、日本SF大賞を受賞した大作(値段も5000円超!)。年代も発表媒体もバラバラな論考が集められているも…

気になるおもちゃ

以前、ユーリ・ノルシュテイン「きりのなかのはりねずみ」に出てくるはりねずみくんの縫いぐるみを買ったんですが ↑これね。 今度はキーチェーンが発売されるそうです。きりのなかのはりねずみ ぬいぐるみキーチェーン (はりねずみ)出版社/メーカー: キュー…

フォスターズ・ホーム#23「有名人になりたい」:CSカートゥーン・ネットワーク

里親募集のため、テレビに出たエドゥアルドが羨ましくて仕方が無いブルー。ウソを付いてテレビ出演した事から、消臭剤のマスコットキャラ「ディオ」として、あっという間に人気者になるのであった。しかしスターとしての生活も甘くは無くて……と言う話。 ブル…

『虫の味』篠永哲、林晃史

昆虫関係の研究者二人が、とにかく色々と虫を食べてみる、という趣の本。 基本的には、様々な調味法で虫を食べる体験談、コノ虫はなかなかいける、アノ虫はいまいち……と言った話と、その昆虫にまつわる薬学的なトリビア(本書の元となったのは、薬関係の雑誌…

フォスターズ・ホーム#22「口はわざわいのもと」:CSカートゥーン・ネットワーク

新たにホームへやってきた巨大フレンドは乱暴者。彼の前でジョークを言ったブルーは、一対一で呼び出されてしまうが……。 ううむ、こういうジョーク主体の話、ネイティブでない者には、やっぱり少しきついものがあるかも。とは言え、巨大モンスターに喧嘩を売…

フォスターズ・ホーム#20「弟ができちゃった」:CSカートゥーン・ネットワーク

昨日放送分。ある日、マックが目覚めると、隣に見知らぬイマジナリー・フレンドが。どうやら寝てる間に新しいフレンドを創造してしまったらしい。そのフレンド、チーズをフォスターズ・ホームへ連れてきたマックだったが……。 相変わらず面白いですねえ。原理…

フォスターズ・ホーム#21「かわいいゾウさん」:CSカートゥーン・ネットワーク

本日放送分。ゲームセンターで手に入れた象さん人形。押すと音の出るこの象、皆が遊びたがるので、フランキーから一人二時間ずつ順番に遊ぶように、と制限を付けられてしまう。ところがどうしても象人形で遊びたいブルーは……。 今回は全身全力で象人形と遊ぶ…

『愛のひだりがわ』筒井康隆

治安が悪化し、人心が荒廃しつつある近未来の日本。左手に障害を持つ少女、愛は、生き別れた父を探すため一匹の犬とともに旅に出る。 母親を失った少女が肉親を求めて旅に出る。その傍らには一匹の犬。少女は旅の途中で様々な人々の助けを得て、精神的に成長…

「Toon Guide3」の通信販売

自分もちょこっと参加した海外アニメ研究・紹介系同人誌「Toon Guide3」が、通販でも取り扱われる事になりました。 【通信販売】 まんだらけ通信販売 http://ekizo.mandarake.co.jp/shop/ja/search.do?action=itemMaker&makerId=001358&withA 同人誌通販エル…